ライブラリ3回目は、“いさきち”の大好物”スナイパー”物から、ジム・スナイパーカスタムです。
大量生産に伴うジムの機体性能の劣化に不満を抱いた熟練パイロットの要望に応えるべく、少数生産された機体性能向上バリエーションの1つという、高性能機ですね。

この作品は、かなり前に作ったもので時期は不明。
旧キットの1/144ジム・スナイパーカスタム(以後SC)と、HGUCジムのミキシング制作作品です。






だいぶ過去作なので、制作過程の画像は撮っておらず、ご紹介できませんが、HGUCジムベースにSCの外装を切り貼りして被せたような感じで作っています。
頭部


アンテナはIC部品のロッド風なものを使用。
固定パーツのフェイズガードは、分割して真鍮線で留め、可動式にしてます。
ゴーグルには偏光シートを貼って、光学センサー風にしてみました。また、トサカは形状変更し、カメラはクリアパーツのランナータグから切り出して加工しました。
胸部・腰部

主に、グレーのパーツが旧キットからの移植なんですが、切り取った後にプラ板やパテで形を整えてから、ジムのパーツへ貼り込んだ感じですね。
コクピットのディテールは潰して平らにしてあります。
左のサイドアーマーにはネオジウムを仕込んで、折りたたんだハンドビームガンをセットできるようにしてあります。
腕部

ショルダーアーマーは旧キットの形状を使用し、ボックス型ビームサーベルユニットは、ジムの3㎜穴を使って接続しています。
脚部


基本的には、ジムの脚に旧キットを被せた感じで作成しました。
ふくらはぎのバーニアは市販パーツでディテールアップ&大型化しています。
ふくらはぎ側面の2連装ビームガンを真鍮線固定で接続しました。
バックパック


バックパックは旧キットからの移植ですが、側面や上面の排気ダクト的なベントパーツをオリジナル設定で追加。
バーニアも市販パーツで大型・多重化しました。
武装

折りたたみ

展開

折りたたみ式ハンドビームガンは、エポパテで削り出し造形したものです。真鍮線で接続し、サイト部分はクリアパーツの削り出しで作っています。
2連装ビームガンは、ジムのビームガンをベースにエポパテで作っています。
当時は“いさきち”に複製技術がなかったので、エポパテ造形していましたね。よく見れば、いびつになっていますね~


R-4タイプ・ビーム・ライフルは、旧キットをそのまま使い、レンズ部分だけ追加加工しています。
一応、バレルの脱着は可能になっています。






塗装は黒立ち上げでグラデーション塗装。
ウェザリングで、はげチョロを少々追加しております。
旧キットの付属デカールやガンダムデカール・コーションデカールを貼ってから、半ツヤトップコートで仕上げています。
ショルダーアーマーのバランスや、武器類の造形、可動域の調整など、今思えばもうちょっと何とか…って思う部分もありますが、カラーの色味なんかは結構思ったようにできたこともあり、お気に入りの1体ではありますね。