初めまして!本格的にガンプラを作って20年間ずっと楽しんでいる“いさきち”です。
今、この記事を見てくれているあなたは
ガンプラを作ってみたい!
作るためにはどんな道具が必要なんだろ?
と考えていますね?
今回はガンプラを作るのに必要な道具についてお伝えします。
“いさきち”自身も、今日にいたるまで様々な道具を購入しては試してきました。
そこで今までの経験の中でおすすめできる道具と、いさきち所有道具のレビューをお伝えしたいと思います。
この記事がガンプラを始めるあなたの参考となったらうれしく思います。
初めてのガンプラ…何を選ぶ?
ガンプラの種類
ひとくちにガンプラといってもいろんな種類があり、グレードで表記されています。
代表的なグレードとして以下のものがあります。
PG パーフェクトグレード | 1/60 | 約30㎝ | 約13,000~53,000円 | |
MG マスターグレード | 1/100 | 約15~57cm | 約3,000~22,000円 | |
RE/100 リボーンワンハンドレット | 1/100 | 約18㎝ | 約3,500~10,500円 | |
RG リアルグレード | 1/144 | 約13㎝ | 約3,000~13,000円 | |
HG ハイグレード HGUC ハイグレードユニバーサルセンチュリー | 1/144 | 約9~100㎝ | 約750~31,000円 | |
EG エントリーグレード | 1/144 | 約13㎝ | 約550~1,500円 |
各グレードの特徴はこのようになっています。
- PG 最新の技術を搭載 ガンプラの究極の姿を具現化する最高峰ブランド かなりお高い
- MG 精巧な内部・ベストプロポーションと自由自在な可動ギミックを追求 人気のグレード
- RE/100 MGと同サイズで組み立てやすさと圧倒的な迫力を両立する レアな機体が多い
- RG HGと同サイズながら緻密なパーツ構成や質感表現を実現 MGを作れる程度の腕は必要
- HG ガンプラのスタンダードと呼べるブランド 商品のラインアップが最も豊富
- EG パズル感覚でだれでも楽しくカンタンに作れるプラモデル 価格が安い
その他にもEXモデルなど多数あるのですが、この記事では省略します。
モデラーの柚P(@yzphouse)様がとても詳しい記事をお書きになっています。
ガンプラのブランドを徹底解説!!「HG」「MG」「RG」「PG」などの違いとは?
初めて作るならコレ!
ガンプラにはいろんな種類があることをお伝えしましたが、初めて作るのに最適な“いさきち”イチ押しガンプラは…
ズバリ!HG ハイグレードシリーズです。
特徴でもお伝えしましたが、ガンプラといえばHGというくらい、機体の種類も豊富です。
機動戦士ガンダムの世界観である宇宙世紀=U.C.(ユニバーサルセンチュリー)の機体がラインナップ
同じ宇宙世紀でもTHE ORIGINやサンダーボルト、別世界の水星の魔女などがそろっている
おすすめの理由として、
- 宇宙世紀やアナザーガンダムシリーズがある
- ほかのグレードと比べ、圧倒的な商品ラインナップ
- 部品数が少なめなので組み立てやすい(多いものもあります)
- 品質と価格のバランスがよくコスパ最高
以上のように、初めてでも安心して楽しめるHGをおすすめします。
何を隠そう“いさきち”も大好きなシリーズであります。
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素組み仕上げならコレをそろえましょう!
ここからは、ガンプラ制作するのにぜひ揃えてほしい道具をご紹介していきます。
最近は100円ショップにいろんな道具があるので、すべて買いそろえることも可能です。
「お試しで一度作ってみたい」
「次作るかわからない」
という方は、とりあえず100円ショップで問題ありません。
しかし、“いさきち”の経験から100円ショップの道具はかなり精度が悪く、壊れやすいです。
良い道具は使う人の腕(技術)をカバーしてくれるといわれてます。
それは自分の工作が上手くなった!と勘違いしてしまうほどで、道具がいいと仕上がりにも大きな差が出るんですね。
そんなわけで、ここで“いさきち”がお伝えしたいことは、
これからガンプラを続けていこうと考えているなら100均はやめたほうがいい
ということです。
それじゃあ、何を選べばいいの?
と思ったあなたに、くわしく解説していきます。
基本中の基本【ニッパー】
まずはコレがなくては始まらない!
といってもいいくらいの道具ニッパーです。
ガンプラを作るとき、初めに部品を切り出し(ゲートカット)ますが、ここでニッパーが必要なります。
前項でもお伝えしましたが、100円ショップでなければあまり高いものでなくても大丈夫です。
予算に合った価格のものを選びましょう。(1,000円以下でもあります!)
それからもうひとつ大切なことがあります。
ここ重要です!
アナタに選んでいただきたいのはプラモデル用ニッパーです。
後で解説しますが、ここを間違えてしまうと、ちょっと苦労しますので気をつけましょう。
とはいえ、ひとくちにニッパーといってもいろいろ種類があって迷われると思いますので、“いさきち”所有のニッパーを例にご説明しますね。
画像は“いさきち”所有のものを撮影したため、カッターマットが汚い!ことはお許しください💦
はじめのニッパーとしておすすめ ゴッドハンド SGシリーズ プラニッパー
GH-SG-01
切断能力
プラスチックφ3mm以下PS、PP、ABS、PE樹脂
[クリア素材ランナーも対応]
金属切断:不可
パッケージに[プラモをやるならまずはコレ!]とあるように、最初の一本に最適なニッパーです。
切断能力も申し分ない*フラットな刃先の両刃ニッパーで、お手頃価格となっています。
*フラットな刃先の両刃ニッパーとは?
刃先にエッジの付いているニッパーは、切断面に大きな切り取り跡が残るが刃先の強度は高い
刃先がフラットなニッパーは、切断面の切り取り跡は小さいが強度は落ちる
プラモデルといえばのスタンダード タミヤ 薄刃ニッパー (ゲートカット用)
Item No:74035
切断能力
プラスチックφ3mm以下PS、PP、ABS、PE樹脂
[クリア素材ランナーも対応]
金属切断:不可
言わずと知れた、模型メーカー【タミヤ】の薄刃ニッパーです。
刃先は熟練工の手で丹念に仕上げられ、またグリップ部は握りやすい特殊ゾルコーティング仕上げ
となっています。
価格は少し高めですね。
片刃ニッパーの先駆者 ゴッドハンド アルティメットニッパー 5.0
GH-SPN-12
切断能力
φ3mm以下の対応素材のみ切断可 PS、PP、ABS、PE樹脂
ただし透明・半透明の硬いPS樹脂はΦ1mm以下限定金属切断:不可
かゆい所に"刃"が届く ツノダ エッジニッパー 115mm
MEN-115
先端角度45°
切断能力
プラスチックφ2mm以下
金属切断:真鍮φ1mm
軟鉄線(針金・カラーワイヤー)φ0.9mm
絶妙な刃部角度、尖った先端でプラモ制作を強力サポート。
プラモ制作の狭所ダボ処理、パーツ加工で活躍します。
先の曲がった異形ニッパーですが、奥まった場所へ差し込み、立てた状態で切り取ることができます。
業界初!メタルラインΦ0.042mm対応 ゴッドハンド メタルラインニッパー 金属線用
GH-SWN-125
切断能力
- 真鍮線:Φ0.2mm(先端)~2mm(根本)
- メタルライン:0.02号0.042mm~(先端)
- 銅線:Φ0.2mm(先端)~2mm(根本)
- アルミ線:Φ0.2mm(先端)~2mm(根本)
- ステンレス線(焼きが入っていないもの):Φ0.5mm以下(根本)真鍮線
ガンプラ製作で使う、メタルラインからΦ2mmの真鍮線などに的を絞った、金属線専用の両刃ニッパーです。
一般的な金属線ニッパーにありがちな【つぶしたような断面】ではなく【フラットな断面】でカット可能!
これ1本あれば模型で使うほぼすべての金属線に使えます。
《参考》昔から家にあった ブランド不明の電工ニッパー
電気工事用ニッパー
切断能力:不明
刃先にエッジのある両刃
父の形見?ブランド不明なニッパー
我が家で金属などさまざまなものを切る場面で活躍していました。
それなりに耐久性はあり、かなり硬い金属線も切断できます。
刃先のエッジのおかげで、太い金属線も切断できますが断面は荒くなってしまい、プラモ用としては不向きです。
それでも、メタルラインニッパーを購入するまでは主力でした。
ガンプラを作っているときに壊してしまったら…
ガンプラ部品で実際に比較してみた!
ここまで所有ニッパーをご紹介してきましたが、
実際どれだけ断面の差があるの?
と思った方もいるのではないでしょうか?
そこで、手元にあったプレミアムバンダイで購入したHGサイコドーガのシールドとフロントアーマーを各ニッパーでゲートカットしてみました。
それが下の画像です。
シールドのゲート部分が平らでなかったため切り残しがありますが、薄刃ニッパー・プラニッパーともにきれいな切断面になっています。
アルティメットニッパーはかなりきれいな断面になっており、そのままヤスリ処理だけでいけそうです。
一方、電工ニッパーは切断面が非常に荒く、ちぎれたような感じになっています。
古いニッパーなので、刃が傷んでいる可能性もありますが…
こちらは金属線専用のメタルラインニッパーですが、さすがにプラ専用のようにはいきませんでした。
電工ニッパーよりマシといったところでしょうか。
エッジニッパーはプラ・金属両方使えるのですが、プラ用には及ばないものの、かなり切り残しが少ない断面となりました。
以上の結果となりましたが、片刃ニッパー>両刃フラットニッパー>両刃エッジニッパーの順で切断面が荒くなっており、しっかりコンセプトにあったニッパーであることが判明しました。
ガンプラ作成にはなるべく断面がきれいなニッパーを選びたいですね。
あわせて読んでみてね
まとめ とにかく楽しく作ろう Let's enjoy Gunpla more!
今回は初ブログということで、ガンプラをこれから始める方に向けた内容にしてみました。
まとめ
- ガンプラの主なグレードはPG MG RE/100 RG HG EG
- 初めて作るならHGがおすすめ
- HGはいろんなシリーズや種類があり、部品点数も少ないので作りやすく価格も安い
- 素組みで仕上げなら、まずニッパーを買うのがおすすめ。100円ショップはやめた方がいい
- ひとくちにニッパーといっても様々あり、プラモデルに適したものを選んだほうがいい
- ガンプラを作るなら、安くてもいいがプラモ専用の片刃or両刃フラットニッパーがおすすめ
最近のガンプラは細かく色分けされているので、素組みで完成させても十分カッコいい!
ガンプラに正解はないので、まずは手軽にいろいろ作って楽しんでください。
作っていく中で次のステップに挑戦していくのもいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは
Let's enjoy Gunpla more!
ガンプラは作ることに醍醐味がありますが、さまざまな理由で作ることができない
という方もいらっしゃいます。
でもガンプラはカッコよくて好き!!
飾って眺めながらお酒を飲みたいよ!!
そんなご要望にお応えしたくてガンプラ制作代行を始めました。
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良かったらのぞいてみてくださいね。