ガンプラのディテールアップを始めるなら、まずは100均アイテムからスタートするのがおススメです。
初チャレンジしてみようと思ったとき、いきなり高価なパーツを使うのはちょっとビビりますよね。
失敗して使えなくなったら嫌だし、お財布もちょっと痛いし…それにガンプラを改造するパーツって、数をそろえると意外とお高くついちゃうんですよね。
そんなときでも、100均でお手軽に買えれば失敗してもダメージ少ないし、たくさん作れるので経験値も上昇してしまうおまけ付き。
今回はそろそろディテールアップ始めようとしているあなたに100均で手に入るアイテムや、その使い方やガンプラを作るのに便利なアイテムをお伝えします。
100均で揃えられるガンプラディテールアップアイテム
ガンプラをディテールアップしてみたいけど、初めてだし失敗するかもなぁ…
そうだよね~
とりあえず練習していかなきゃ
そうそう!
でさ、見つけたんだよ
100均ででもディテールアップに使えそうなアイテムをね!
そうなんです!
100均にはたくさんのアイテムがありますが、よくよく探すとガンプラディテールアップに使えそうな物がザクザクで…
そんな中で“いさきち”も使っている100均アイテムをご紹介します。
ラピーテープ
このラピーテープは色の付いたキラキラテープで、100均には6色セットの物がありました。
キラキラ…いいじゃないですか~
ガンプラのセンサーやカメラは、機体によって色が違うこともあるので、いろいろ揃っているとうれしいですよね!
キラキラセンサーの作り方は次項でご紹介します。
充電ケーブル
100均には数多くの充電ケーブルがありますよね。
- 素材
- 太さ
- 色
見た目が違うものも、いろいろあります。
ザクのように、動力ケーブルが外に出ている機体に100均ケーブルは使えます。
HGなどのガンプラでは、ケーブル部分がディテールとして成形されているので、サイズの近いケーブルで表現するとリアルさアップできますよ!
レジン液・UVライト
最近の100均では、アクセサリーを作るためのレジン液とUVライトが売ってますよね。
このレジンがガンプラディテールアップに使えます。
100均レジン液は、クリアと半透明なものがあるのですが、クリアレジンはレンズ部品の作成に使えますね。
半透明なものはシリコンの型に入れてパーツを作ることが多いです。
ところが、売っているシリコン型は、大きめな♡や○■のアクセサリー用のものが多いうえ、サイズも大きく、ガンプラに使うには、ちょっと不便なところがあります。
お湯でやわらかくなるねんど
シリコン型が、アクセサリー用の大きいものが多くて使いづらいとお伝えしましたが、それを解決できるのがこのグッズです。
お湯で温めると型取りができる商品で、ガンプラで使える自作パーツや複製パーツを作ることができます。
こちらの記事でも100均グッズを紹介してます
100均で買えるメタルパーツの代用品もあります
100均アイテムでガンプラディテールアップをする方法
こうしてみると100均にもいろいろあるんだね
ディテールアップを探していると、お店に何時間でも見てまわれちゃうよ!
ほんとそうだね~
じゃ、いっぱい買ってきたから早速始めよう!
それでは、先ほどご紹介した100均グッズを使ってディテールアップをしてみますよ。
それぞれ“いさきち”がやってる方法を例に解説しますね。
ラピーテープでカメラをキラキラに
例はネモヘッドさん
後頭部カメラに貼ってみますね。
まずは型取りから。
カメラ上からマスキングテープを貼ります。
マスキングテープをカメラに合わせて、つま楊枝の先などでしっかり形をなぞりますよ。
形をなぞったところを、先の細い油性ペンを使って形を写し取ります。
このあとペンの外枠に沿って切り出します。
切り取った型をラピーテープに貼ったら、型に沿って切り出します。
実際にカメラ部分に合わせて微調整します。
少しづつ切っていきましょうね。
ポイント
切り出すときは、ナイフを引いて切ると思わぬ方向へズレてしまうことが多いです。
切る距離も少ないので、押し切りするとズレなくていいですよ。
このような細かい作業には、先の細いピンセットがとても役に立ちます。
“いさきち”が愛用のデュモン 精密作業向け ピンセットNo.5
先端が0.1㎜の極細で、非磁性(磁石がくっつかない)
例えばHGサイズのガンプラは、貼るシール類もかなり小さくなるので、通常のピンセットではつまみ取るのも大変なくらいで苦労します。
このピンセットだと、極細でありながら精密な先端で簡単につまめます。
ほそ~いホコリの1本でさえ、つまめる精度ですよ!
少し高価なことや、先端が非常にとがっているのでケガに注意すること、落とすと簡単に曲がる…といったこともありますが、大切に使えば一生ものです。
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充電ケーブルでエネルギーケーブルをつくる
充電ケーブルを必要な長さに切り出して、中の配線を抜き取ります。
ケーブル内にアルミ線やハンダ線を入れると、画像のように曲げてもしっかり固定され、形がくずれませんよ。
こちらは過去作のプロトスタークジェガンさん
設定画にあったケーブルを追加しました。
クリアレジンでレンズをつくる
このようなレンズ状のパーツをクリアレジンで作ります。
レンズは簡単!
例えば、コトブキヤの丸モールドⅡ3.5サイズの中に丸く切り取ったピンクラピーを貼ったものを用意。
丸モールドの内側に、気泡が入らないようゆっくり、静かにレジン液を流し込みます。
ボトルから直接やらず、ヘラなどにすくってやるときれいにできますよ。
溢れないように盛ると、レジンの表面張力で勝手にレンズ形状になります。
これをUVライトで数秒照射すれば完成です。
少し盛ったくらいが丁度よいレンズ形状になっていますね。下地のラピーのおかげでピンクレンズのように見えます。
コトブキヤのM.S.G.プラユニットの記事はこちらで紹介していますよ
ガンプラディテールアップ以外で“いさきち”が使うお役立ち100均商品
100均でいろいろ見てきて、ディテールアップパーツじゃなけど使えそうなの見つけた!
ガンプラ制作するのに道具が必要だけど、100均でも十分そろえることができるよ
ご存じのように100均にはたくさんのグッズが売られていますね。
“いさきち”がガンプラを作っていく中で、
これは使える!
と思ったグッズがあったので、プラモ制作独自の使い方をふくめてご紹介します。
ステンレストレー・プラトレー
100均にはたくさんのトレーがありますが、特にこの2種類のトレーは大活躍しています。
部品や工具を整理するために使っていますが、ほかにこんなことにも使っています。
エアブラシ置き場にステンレストレイですね。
エアブラシホルダーの底がマグネットになっていて、ステンレストレイなら固定できるので便利。
“いさきち”は、サブエアブラシに廃盤となってしまった、クレオス製PS171を使ってます。
メタリックやサフ専用でまだまだ現役なんですよ。
プラトレイも、いろんなサイズが売っていますが、“いさきち”がよく使っているのは10~15㎝ほどのトレイです。
HGを作ることが多いので、パーツ点数があまり多くないことや、作業スペースもあまり広くないことを考えた結果が、
このサイズを選んだ理由です。
深さも深すぎるとパーツが取りづらいので、わりと浅めのものが好みですね。
ウェーブペンホルダー
ウェーブペンホルダーは、ペンを立たせて収納できるホルダーなのですが、素材がシリコンなので多少大きなものでも収納できます。
そのためペン以外も立てておけるので、とても便利に使えるんですね。
“いさきち”は2つ持っていて、ひとつはスジ彫りに使うBMCタガネを専用ホルダーごと差し込んであります。
ちなみに、使いたいものを探しやすくサイズ順に並べています。
もうひとつは、スジ彫りなどに使うニードルをキャップごとセットしたり、L字スケールや瞬間接着剤を立たせておいたりと、いろんな使い方をしています。
ケースやトレーに入れちゃうより探しやすくて取り出しやすい使い勝手がいいグッズですね。
水筆
この水筆なんですが、当時のTwitter(現X)で流れてきた情報で知ったんです。
何に使うと思います?
中に入れるのはなんとデカールを貼るときに使う、デカールのり(“いさきち”はクレオスのマークセッター)なんですよ。
“いさきち”驚きました😲
そんな使い方があるのか!
と…
実際マークセッターは、瓶についてる筆で塗ると、瓶に入れたり出したりが結構めんどう…
それが水筆に入れるだけでOK!
筆先が少し固まってしまっても本体を押せば、簡単に元通り使えるようになる。
さらに、マークセッターは少し放っておくと成分が分離してしまう…
(リニューアルで改善されたようですが、未だ旧製品を使っているので確認できていません)
この場合も、瓶だったらキャップを閉めてから振って混ぜなきゃいけませんが、水筆ならキャップなしでも筆を振って簡単に混ぜることができて、すぐ使えるようになります。
この使い方を考えた人、天才!って思ってしまいました😅
激落ちくんプレミアム+指ぬらし(事務用スポンジ)
こちらもXで発見して採用しました。
何に使うかといいますと、水研ぎ用のサンドペーパー濡らし&汚れ取りです。
使い方を解説しますね。
- 指濡らしに付いてるスポンジを高耐久タイプの激落ちくんプレミアムに入れ替えて
水に濡らしておきます。 - パーツをヤスる前にサンドペーパーを指濡らしにつけて水をつけます。
- パーツをヤスります。(水研ぎ)
- ペーパー表面に削りカスがついたら、指濡らしスポンジできれいにしつつ水に濡らします。
これを繰り返します。
よく、水研ぎと言って、ペーパーに水をつけてヤスリがけするのですが、準備がめんどうで手もビチャビチャになるので、好きじゃなかったんですよ。
それがこのグッズですべて解決!
ペーパーをきれいにしつつ、水でビチャビチャにならない丁度いい状態に濡らせるので、一石二鳥のgoodアイデアだと思いますね。
ディテールアップ中に壊してしまう場合も…知っておいて損はありません
ガンプラディテールアップに使える100均アイテムは?のまとめ
今回は100均で揃えられるガンプラディテールアップグッズやその使い方、ガンプラ制作をするときに便利に使える100均グッズをご紹介しました。
こんな使い方も?
というものもあったのではないでしょうか?
まとめ
- 100均グッズはディテールアップに使えそうなものが相当ある
- アイデア次第でいろいろなパーツを狙える
- 100均グッズでも社外ディテールアップパーツと同じような使い方をすれば作れる
- アイデア次第でガンプラ制作に役立つアイテムもいろいろ見つけられる
- 100円ショップはモデラー天国
100均は日々グッズが増えていて、来店するたびに新たな発見があって楽しいですよね。
ガンプラディテールアップに使えそうな物を探していると、時間があっという間に過ぎていきます。
充電ケーブルのように部品の一部を使うこともあるので、いろいろ想像しながら見るのもいいのではないでしょうか。
それでは
Let's enjoy Gunpla more!
ガンプラは作ることに醍醐味がありますが、さまざまな理由で作ることができない
という方もいらっしゃいます。
でもガンプラはカッコよくて好き!!
飾って眺めながらお酒を飲みたいよ!!
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“いさきち”が作成した完成品をたまにヤフオク出品しているときがありますよ~
良かったらのぞいてみてくださいね。