ガンプラ作りの中でも、「バーニアの塗装」は仕上がりをグッとカッコよく見せてくれるポイントです。
小さいパーツですが、ここをしっかり塗ると、完成したときの印象がかなり変わります。
“いさきち”も、最初はグレーで塗装して満足していたんですが、「やっぱりあのメタル感とリアルなバーニア焼けの表現をしてみたい!」と。
実際にメタルパーツに交換もいいのですが、塗装のみでリアルなバーニアを目指してみませんか?
この記事では、「ガンプラ バーニア 塗装」にしぼって、初めてでもマネしやすいやり方を、できるだけ分かりやすく紹介します。
バーニア塗装の基本知識と準備

リアルに仕上げたいと思ったら、どこをイジればいいのかな?
それならバーニアだね
ばーにあ?それってどこ?
バーニアってどこのこと?
バーニアは、ガンダムなどのモビルスーツについている「スラスター」や「噴射口」の部分です。


背中や足のうしろ、腰のあたりによくついていますよね。
ここは「金属のパーツ」というイメージなので、
金属っぽいピカッとしたツヤ
高温で焼けたような色
スス汚れで少し黒くなった感じ
などを足してあげると、一気にリアルな見た目になります。
逆に、成形色のまま何もしないと、ちょっとおもちゃっぽく見えがちです。
用意しておきたい道具と塗料
バーニアを塗るときにあると便利なものは、だいたいこんな感じです。
- メタリック系の塗料(シルバー・焼鉄色など)
- クリアカラー(クリアブルー、クリアオレンジ、クリアパープル など)
- ウェザリング用の塗料やパステル(スス汚れ用)
- 筆
- エアブラシ(あれば便利・なくてもOK)
- 綿棒
- マスキングテープ
- 塗料皿
エアブラシがなくても筆塗りで楽しめますが、簡単そうに見える筆塗りはメタリック塗料の場合、意外と難しいですね。
エアブラシの方が簡単キレイに仕上がるように“いさきち”は思います。
下地処理のポイント
パーツは、いきなり塗るより、ひと手間かけて下地を作っておくと、
色がきれいにのる
はがれにくい
下地色の影響を受けづらい
といったメリットがあります。
やることはシンプルで、
パーツ表面を軽くヤスリがけする
食器用洗ざいなどで洗って、よごれや油分を落とす
サーフェイサーを吹く(スプレーでもOK)
バーニアの下地色は「黒」にしておくと、上からメタリックを塗った時に、色に深みが出て、ぐっとカッコよく見えるのでおすすめですよ。
また、パーツ表面をツルツルにしておくと、さらにキレイな塗装になります。
塗装前のヤスリがけは、仕上がりを左右する重要な工程です
ガンプラのヤスリがけ方法で、番手の選び方やコツを確認しておくと失敗しにくくなります。
塗装に必要な道具を一からそろえる場合は
ガンプラ塗装に必要な道具まとめが参考になります。
実践!リアルなバーニア塗装のテクニック

なるほど…バーニアと下準備は分かったよ
よかった!それじゃ、塗装にチャレンジだね!
メタリックカラーでの塗装
バーニアを焼鉄色1色で塗ってもメタル色を出せるのですが、“いさきち”はシルバー→クリアブラック(スモーク)と塗り重ねる方法が好みです。
最初のシルバーには、クレオスのスーパーファインシルバー2がおススメですね。
粒子の細かさからかメタリック感はピカイチで、本当の金属かと思うくらいの輝きが再現できます。


その上から、クリアブラックやスモークを重ねてガンメタのような色にしていきます。
重ねる回数によって、ガンメタの色合いも調整できるので、イメージに合ったガンメタカラーにすることができますよ。
焼鉄色や通常のシルバーなら筆塗りでもOKですが、スーパーファインシルバーの場合はエアブラシで少しづつ塗り重ねることがキレイな塗装のコツです。
エアブラシ塗装の基本もあわせてチェックしてみてください
スーパーファインシルバーのような繊細なメタリック塗装は、エアブラシとの相性が抜群です。
クリア塗料で「焼け色」をつける
さらに一歩進んだ表現として、よく使われるのが「焼け色」です。
チタンなどの金属が高温で熱されたときの、青や紫っぽい色をイメージしてください。
やり方の一例はこんな感じです。
- まずはシルバーやガンメタなどで全体を塗る
- その上からクリアブルー→クリアパープル→クリアオレンジの順番で重ねていく
全部をベタ塗りするのではなく、少しずつ色を足していくイメージで塗ると、ほんのり色が変わっていって、実際の金属焼けのような雰囲気が出ます。
「やりすぎたかも?」と思ったら、シルバーなどをうす~く重ねて、なじませるのもアリです。
スス汚れやウェザリングで「使い込んだ感じ」を出す
バーニアのまわりに、少しだけスス汚れを足すと、
- 戦場で実際に動いていた
- 何回も出撃してきた
みたいな「使い込んだ感じ」が出てきます。
使うものは、
- タミヤのウェザリングマスター
- ウェザリングカラー
- パステル
など。
色は、ブラックやダークブラウンがおすすめです。
やり方はかんたんで、
- 筆や綿棒に少しだけ色をつける
- バーニアの出口あたりから外側に向かって、すこしずつなでるようにぼかしていく
これだけでOKです。
つけすぎると「まっ黒」になってしまうので、「ちょっと足りないかな?」くらいで止めるのがちょうどいいですよ。
仕上がりをワンランク上げる応用テクニック

バーニアけっこういい感じに塗れたけど、ガンプラの設定画や実際の金属のように、もっとリアルにしてみたいな~
それなら、もう少しランクアップできる方法があるよ!
ちょっとしたテクニックも合わせて教えてあげる!
マスキングで色分け塗装
マスキングを使えば、モビルスーツによく見られる バーニアの内側と外側で色を変える といった細かい色分けができます。
たとえば、内側がイエローやレッド、外側がガンメタみたいな感じですね。
手間はかかりますが、塗り分けがきれいに決まると達成感があります。
やり方はいろいろありますが、“いさきち”が最近やっているのが【コクヨのひっつき虫】っていうアイテムを使ったテクニック。

先に内側を塗装して、中にひっつき虫を詰めてから外側を塗装するといった流れです。
いわゆる[マスキングガム]というアイテムの代わりですね。
ひっつき虫は100均でも売ってるので、手軽に買えるのもGoodです。
一度やってみると、「ここまで違うのか」と驚くと思いますよ。
マスキングによる色分けは、簡単カスタムの第一歩です
初心者向けの簡単カスタム方法もチェックしてみてください。
ドライブラシでディテールを引き立てる
焼鉄色の上から少量のシルバーを筆に取って、紙でほとんど付かないくらいまで拭き取ってから、パーツをこするように塗ります。
強くこすらず、軽く触れるくらいがちょうどいいですよ。
いわゆる【ドライブラシ】っていうテクニックですね。
エッジ部分が光って、細かい造形が際立ちます。
光沢とつや消しのバランスを整える
最後のトップコートも大切です。
内部はつや消しで落ち着かせ、外側は光沢で金属らしいツヤを出すと、質感のコントラストが生まれます。
光の当たり方で見え方が変わり、それだけで満足感がありますよ。
最後の仕上げにはトップコートが欠かせません
トップコートの使い分けで、質感をしっかり整えましょう。
初めてでも失敗しにくいコツ

バーニアやスラスターとかって、小さいし丸いバーツが多いよね
塗装も少しずつ塗るのってちょっと慣れないとムズカシイ・・・
大きなパーツを塗るより、ちょっとコツがいるかもね
失敗したくないから教えて~!
小さいパーツの持ち方

バーニアのような小さいパーツは、竹串にワニ口クリップを固定して塗ると作業しやすくなります。
100円ショップの材料でも作れます。(右2本)ちょっと手間ですが…でも製品として販売していますから、そちらがおススメ。(左2本)
そんなに高くはないし、1回買っちゃえば長く使えますからね。

クリップを挟めない場合は、両面テープやひっつき虫で固定もアリです。(左:両面テープ 右:ひっつき虫)
しっかり持ち手があると、塗装中のストレスが減るので、これは最初に準備しておきたいアイテムですよ。
持ち手や補助道具は100均アイテムでも代用できます
ガンプラに使える100均アイテムも参考になります。
乾燥時間をしっかり取る
重ね塗りの際は、塗料をしっかり乾かすことが大切ですよ。
焦って厚塗りすると、タレやムラの原因になります。
仕事の合間や夜の作業後に塗ってから1日おいて、もう一度確認するくらいの余裕が理想です。
とはいえ、最近では速乾の高性能な溶剤もあるので、いろいろ試してみるのがいいですね。

食器乾燥機を使うと、自然乾燥させるより早く乾かすことができます。カバーもあるのでホコリが付きづらいのもGood!
1日待ってられないよ~って方にはおススメのアイテムですね。
食器乾燥機についての記事はこちらでもご紹介しています
練習で感覚をつかむ
本番の前に、使わないランナーで試し塗りをしておくと安心です。
特にグラデーションや焼け表現は、慣れるほど上達します。
少しずつ感覚を掴んでいくのも、ガンプラの楽しみのひとつですよ。
まとめ:焦らず、楽しみながら仕上げよう

バーニア塗装は、ちょっとひと手間で作品全体の印象を大きく変えられます。
メタリック塗装や焼け表現を加えるだけで、「自分のガンプラがひと味違う」と実感できちゃいます。
完璧を目指すよりも、【少しずつ上手くなっていく過程】を楽しむ気持ちで。
じっくり塗装する時間が、きっと良いリフレッシュにもなりますよ。
気軽に挑戦してみてください。
それでは、
Let's enjoy Gunpla more!
ヤフオク出品もやってます!
“いさきち”が作成した完成品をたまにヤフオク出品しているときがありますよ~
良かったらのぞいてみてくださいね。









